
起業する人が失敗する例①:集客タイミングを間違える。
集客タイミングは、集客しようとするメディア(媒体)によって変わります。
起業する人の多くは、起業してから集客を始めますが、実は集客に使うメディアによって、集客するタイミングが違います。
このタイミングを理解していないと、集客計画が予定している通りに行かなくなります。
それぞれのメディア(媒体)の特徴を理解する事。
起業しようとする、業種や地域性などにもよりますが、集客に使うメディア(媒体)の特徴を理解しておくことは、集客の戦略上非常に重要です。この特徴を理解していないと、起業後にお客様が集まらない。つまり売上が無い状態が長く続きます。
大抵の方は事業計画で、オープン当初の集客数をある程度低く見ているかと思いますが、最悪の場合は売上0(ゼロ)と言う状況が1・2カ月続く可能性もあります。
そうした状況に陥らない為にも、集客に使うメディアの特徴を知っておきましょう。
即効性の紙媒体。
チラシやポスターなどの紙媒体での広告は集客に使うメディアとしては、即効性のある媒体です。
特にチラシは配布地域を指定出来るので、マーケティング的にも後のリサーチ資料になるので、使う方は多いと思います。しかし、即効性が高いゆえに、すぐに忘れられてしまう可能性も高く、数か月に一度程度の継続配布をしないと、効果を持続出来ません。
持続性のネット媒体。
インターネットを使ったホームページやブログ・SNSでの集客方法は、一見すると即効性がありそうですが、実は使うメディアによってその効果が大きく変わります。特にSNS(ソーシャルメディア)は使うSNSによって情報拡散の速度と特徴があるので注意が必要です。
インターネットを使えば、すぐにお客様が集まると思っていると、集客に失敗する可能性が高くなります。
参考ページ
SNSの特徴を把握して、効率の良い集客をしましょう。
情報拡散の速度は Twitter>Facebook>Google+
ホームページは開業前にオープンさせておく。
起業をする人にとってインターネットを使った集客は、欠かせないモノです。
しかし、多くの人がホームページのオープンを開業時にしています。
先程も言ったように、インターネットの情報は即効性があまりありません。(一部のSNSでは即効性はありますが、おおむね即効性は低いです)
理由は簡単で、SNSなどの情報は比較的早く伝わりますが、ホームページはGoogleなどの検索エンジンに登録されてからとなるからです。
しかも検索エンジンに登録されても、検索による順位表示(SEO)に依存しているので、新規のドメインなどはSEOに弱い特性があり、なかなか上手く行きません。
ではどのようにすれば、インターネットを使った集客で成功出来るのでしょうか?
即効性が無いのであれば、開業前にオープンさせておくしか方法はありません。
プレキャンペーンなどを企画して、集客をする。
ホームページの内容は、詳細である必要はありません。
最低限何時オープンするのかを告知するだけでもいいです。
しかし、せっかくオープンさせるのですから、集客もしたいところです。
そこで、プレオープンという形をとり、開業前のキャンペーンなどに使い、開業前にある程度の集客を行います。
業種によっては、事業内容を告知出来ないモノもあるかもしれませんが、公開出来る範囲でいいので、まずホームページはオープンさせておく必要があります。
SNS(ソーシャルメディア)を使って、ホームページへ誘導する。
ホームページ単体では、どうしても開業前の集客には限界があります。ですので、SNS(FacebookやTwitterなど)を使い、情報の拡散を行います。
SNSを使った集客方法は、開業後も継続的に行う必要があるので、ホームページよりも先に行う方がよいでしょう。
特にFacebookページやFacebookグループを使い、開業前にある程度の見込み客を囲い込んでおけば、開業後の集客に関して苦労する事も軽減されます。
インターネットを使った集客スケジュール。
集客メディアに関する処方箋。
インターネットを使った集客は、実は時間がかかります。
チラシの様にすぐにお客様を集める事は、非常に難しいでしょう。
特にホームページからの集客では、サイトオープンから数カ月の時間は必要です。
ですので、まずはこう言ったサイトがあると言う告知行動が重要になります。
この告知をしているか、していないかで、開業後の集客に明らかな差が出ます。
開業しても数か月間ホームページからの集客が無いのと、数は少ないですがホームページからの集客があるのでは、かなり違います。
起業するのであれば、こうした集客計画をしっかりと立てる事が重要です。
インターネットだから、情報が早く伝わる。とか、SNSを使えば簡単に集客出来ると思われている方も多いかと思いますが。実はインターネットを使った集客は時間と手間が非常に掛ります。そう言ったい意味ではチラシなどのアナログメディアの方が集客に結びつきやすいです。
では、何故手間のかかるインターネットを使うのでしょうか?
答えは簡単で、持続性があるからです。
初期は手間と時間がかかりますが、一般に認知され始めると、後はそれほど手間がかからずに集客が可能になります。もちろん継続してコンテンツを増やす事はしますが、最初に様に多くの時間を使う必要は無くなります。
そのレベルに達するまでが大変で、その大変さから途中で挫折してしまい、ネットからの集客を諦めてしまう方も数多くいます。
インターネットからの集客を成功させたいのであれば、計画から実行まで、大体半年程度の時間を見た方がよいでしょう。
いずれにしても、インターネットを使った集客は計画の様には行かない、と覚えておく事をお薦めします。