
ユーザーベネフィットとは? リフォームマーケティング入門講座⑤
メリットとベネフィットは違う?
リフォームマーケティング入門講座の第5回はユーザーベネフィットについてお話します。
ユーザーベネフィットとは、消費者や生活者が提供された商品やサービスから得られる利点のことです。
利点ですのでメリットと同様な捉え方をされがちですが、メリットとベネフィットには多少の違いがあります。
メリットは商品やサービスそのものから得られる利点であり、ベネフィットはメリットがもたらす恩恵や利益などを指します。
例えば、リフォームの場合、
「キッチンリフォームを行い、キッチンが広く使いやすくなった。」がメリットで、
キッチンが奇麗になったので、「子供たちが食器洗いを手伝ってくれるようになった。」「ご主人が料理してくれるようになった。」
その結果 家族とのコミュニケーションが自然と生まれてきた。がベネフィットです。
機能的ベネフィットと情緒的ベネフィットの2つを満足させましょう!
ユーザーベネフィットには大きく分けて2つの種類があります。
機能的ベネフィットと情緒的ベネフィットがそれにあたります。
ユーザーベネフィットはどの業種においても必要なものですが、リフォーム会社の場合は機能的ベネフィットと情緒的ベネフィットの両方が優れている必要があります。
機能的ベネフィットは商品やサービスの性能や機能性や利便性の高さを意味しており、
情緒的ベネフィットは商品やサービスを利用することにより得られる安心感や満足感やステータスを意味します。
リフォームの場合、「便利です」とか「安いです」とか 機能面に目を向けてしまいがちですが、
しかし、それだけではお客様の心を打たないし、ライバル会社に差をつけるのも難しいでしょう。
(なにしろ、ライバル会社も機能的なレベルアップは日々注力しているわけですから)
だから、機能的ベネフィットにのみ意識を向けたプロモーションでは、差別化された戦略にたどり着きにくいのです。
機能的ベネフィットと情緒的ベネフィットの両立が、リフォーム会社の最大の武器となります。
まとめ
いかがでしたか?リフォーム会社にとってベネフィットは、 ライバル会社との競争に勝つために重要なポイントとなりますので、
消費者や生活者の悩みや目的や理想や予算にぴったり合った最適で最善なサービスを提供するということが大切です。