「経営には強い重力が働いている」
新年あけましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願い致します。
公益財団法人 日本生産性本部の鍵谷 英二さんの
「経営には強い重力が働いている」というコラムを読みました。
ー 以下抜粋 ー
地球上には重力が働いているから上昇したものはいずれ下降する。経営においても増加した売上は増加し続けることはなくいずれ減少する。同様に増加傾向であった利益もいずれ減少に転じるものである。
これが「経営に働く重力」である。
「上がったものは下がる、下がったものは上げるのが難しい」。これが分かっていれば、上がった時になるべく長く上がった状態にする、落ちる前に次なる上昇のネタを準備することが大切であることになる。少しでも上昇に停滞が見られたら、とにかく早目に次なる手を打つことが重要なのである。下がってからでは大変なのである。
経営には重力が働いていることを決して忘れてはいけない。これを忘れなければ業績低下の兆候に「早く気づき」、次なる上昇への対策を打てるのである。
最後に
経営者は、業績が好調な時にこそ、甘くなりがちな自分を意識して、経営環境の変化を考え、「先を」見て、「高い」問題意識を持って、「深く」考える癖をつけたいものである。
と締めくくっている。
経営者として、身が引き締まる思いです。
最近読んだコラムの中では秀逸です。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いていますが、
アイデアや工夫を重ね、企業として持続的な効果をあげ、コロナ禍を乗り切りましょう!