
ニーズとウォンツの違い リフォームマーケティング入門講座③
マーケティング講座で非常に重要になるのが、ニーズとウォンツの違いで、この2つについての違いをしっかりと理解しなければいけません。
マーケティングの中でニーズは目的を意味する言葉で、抽象的なことをイメージしている状態です。
顧客からの要求は、最初の段階では欲しい物の抽象的なイメージがだされることが少なくありません。
何かの目的のために欲しいジャンルの商品が頭に浮かびますが、製品などの具体的なイメージを浮かばせていることは少ないのが大きな特徴です。
これに対してウォンツという言葉は、マーケティングの世界においては具体的なことを表しています。
ニーズの段階では特定の製品などは決まっていませんが、ウォンツの状態はジャンルなどが具体的に決まっているのが大きな違いです。
自分の要求に対して、具体的な手段が決まってきた段階のことをウォンツと呼んでいます。リフォーム会社の場合は、お客が気が付いていないウォンツを上手に引き出してあげる事が大変重要なことです。
バスルームやキッチンなどの使い勝手が悪いと感じリフォームをしたいと考え始めることは、リフォーム会社の場合ではニーズの段階です。
製品などが具体的な内容が決まっていないため、お客が欲しい製品を気が付くようにイメージさせていくことが重要です。
リフォーム会社の場合は、どのようなバスルームにするかを決めるのがウォンツになり上手に引き出すことが大切になります。